症状から探す|宮崎市清武町の加納さくら消化器・内視鏡クリニック|胃カメラ
胸やけ
胸やけとは、一般的にみぞおちから胸のあたりの食道が締め付けられたり、チリチリと焼け付くように感じられたりする症状のことを言います。ただし、症状の表現はさまざまで「(酸っぱい)物が上がってくる感じ」「胸やみぞおちのあたりが熱い」「のどや胸がつかえる」「胸が重苦しい」などと表現されることが多いです。
胃もたれ
胃痛とは、みぞおちの辺りに現れる痛みのことです。心窩部痛と表現することもあります。症状として「キリキリ」「シクシク」「ズキズキ」「キューっと絞るような痛み」「鈍い痛み」など痛みの表現はさまざまです。また、原因となる病気によって痛みを感じるタイミング・時間帯や強さも異なります。
下痢
排便回数が増え、軟らかくドロドロの性状からシャーシャーな水の様な便がでる「下痢」と言い、脂っこいものを食べすぎた時や香辛料など刺激の強いものを食べた時、お酒を飲みすぎた時などで急に下痢をしてしまうことは、皆様も良く経験があると思います。このような場合は、治療は不要で自然経過で改善していくことが殆どです。
しかし、腹痛や発熱、嘔吐などの症状を伴うものや、便に血が混ざる、症状が日に日に悪化する、または一向に改善しない、という場合は注意が必要になります。
便秘
便秘とは一般的に排便が何らかの理由により順調に行われない状態のことを言います。日本消化管学会編集の便通異常症診療ガイドライン2023では、「本来排泄すべき糞便が大腸内に滞ることによる兎糞状便・硬便、排便回数の減少や、糞便を快適に排泄できないことによる過度な怒責、残便感、直腸肛門の閉塞感、排便困難感を認める状態」と定義されています。
血便
血便とは大腸や肛門などから出血し血液が便に混ざって出ること、あるいは肛門から血液のみが排泄されることをいいます。出血した直後の血液は鮮やかな赤色をしていますが、時間が経つにつれて酸化して黒っぽい色へ変化していきます。そのため、便に混じる血が鮮やかな赤色の場合は肛門や肛門に近いほうの大腸からの出血が疑われ、赤黒い場合は肛門から離れた場所の大腸や小腸からの出血が疑われます。