「加納さくら消化器・内視鏡クリニック」院長の前村幸輔と申します。
私は大学卒業後に愛知県の市民病院で7年間、研修後には消化器内科医として生活習慣病などの一般内科から救急疾患、専門である消化器疾患まで幅広い診療に携わってまいりました。
宮崎に戻ってきてからは、旧第二内科へ入局し「宮崎大学医学部附属病院」や「県立宮崎病院」で約5年間、胃がんや大腸がんなどの内視鏡診断・治療技術や、難病指定を受けている炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病等)の診断・治療、がん化学療法などの、より高度で専門性の高い疾患に対する経験を積んでまいりました。その後は、ご縁があり大腸・肛門疾患の専門病院である「いきめ大腸・肛門外科内科」で約6年間、年間1500件以上の内視鏡検査・治療を行い、また大腸・肛門の専門疾患に対する診療に従事してまいりました。
一般的に消化器内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)は「つらい、苦しい、恥ずかしい」などと考える方が多くいらっしゃるかと思います。当院ではそのような不安をなるべく軽減できるように、ご希望のある方には鎮静剤の使用を行っています。また、下剤飲用のためにテレビ・トイレ付きの個室を準備しています。他にも16列マルチスライスCTや超音波検査(エコー)機器も備えています。
「肛門疾患だけだと思っていたけれど、検査したら炎症性腸疾患と診断された」、「痔出血だと思って様子を見ていたけど、検査したらがんが見つかった」といったエピソードは決して珍しいものではありません。
早期発見と早期治療はどの領域においても重要なことと考えております。なるべく受診や検査のハードルを下げることができるような安心のクリニックを目指して、またこれまで培ってきた知識や技術が少しでも皆様のお役に立てるようにスタッフと共に努めてまいりたいと思います。